ブログなるものを始めてしまった。
どうもこんにちは、考えることと書くことが少し好きなだけの、どこにでもいるJKです。
しかし、今やSNSもいっぱいあることだし、情報発信なんか至る所でできるというのに、なぜまたブログなのか。ここで自己紹介がてら、このブログを始めた動機とか、ここをどんな場所にしたいか、などを書いていこうと思う。
目次
先輩
SNSに向かない発散
私のお城
先輩
まず動機として挙げられるのは、学校の一つ上の先輩がブログをやっていらしたからである。
とある場に寄稿してらっしゃった小説を読んでから、私がひっそりとファンをしている先輩。
といっても、彼女とは部活も違ったし、面と向かって話したのは一度だけ、顔もろくに覚えていない。既に高校も卒業してしまったので、今何をしているのかもほとんど知らない。
現在先輩との接点(?)はTwitterのみである。後述するが、私は進んでSNSをやりたくはないので、また憧れの人には認知されたくない派なので、日々コッソリとTwitterを拝見し、たまにアップされる小説を読んではマシュマロに感想を送ったり、ブログが更新されれば嬉々としてリンクをタップしたりしている。そしてその表現の繊細さ、ワードセンス、普通の人なら見逃してしまうような日常の小さな事柄を切り取る目線、などなどに感嘆の息をつく。私もあんな風に綴ってみたいものだ、と思い、真似をする格好でこのサイトを立ち上げた次第だ。
SNSに向かない
結構色んなSNSをやっている。Twitterはアカウント3、4個もっているし、それから高校生らしくインスタ、知り合いに影響されてアカウント作ったnote。
投稿しては後悔し、アカウントを作成しては消し、楽しむためのSNSに縛られている期間もかなりあった。
何年も迷走していたが、最近やっと気がついたのだ。私はSNSに向いていないということに。
要因としては、一つ目、すぐ他人と比べては落ち込んでしまう元来の性格。
そして二つ目に、「自分の知らない所で他人に見られている」というのが嫌で堪らなかった。
以下、過去のパターン。Twitterで趣味垢を作り、とりあえずがんばってフォロワーを100人ぐらいまで増やしてみた。そこで一息、やっと一人前の趣味垢っぽくなったかな、さあ、楽しく呟くぞ!とツイート新規作成画面を表示。ふと、文字を打つ手が止まる。
何を呟けばいいねがもらえるのか、フォロワーさんに受けることが言えるのか。そういうことばかり考えているのだ。馬鹿馬鹿しいことこの上ない。自分がエンジョイするためのTwitterで他人の顔色伺う意味がわからない。そうしてとりあえず推しの好きなところなどをツイートしてみる。一旦、閉じて、暫くしてまた開く。青く光っている通知欄。ここで私は恐怖を覚えた。
自分の心の中が覗かれている。そして「顔もわからない何者かが、私の感じたことに対して何かしらの感情を抱いている」。これが怖い。この感覚がうまく伝わるか自信がないのだがマジで怖い。
何と言おうか、私には他人の心が水たまりのようなものに思えるのだ。そしてそれは静謐で、私が関わらない限り水しぶき一つたたない(これが間違っていることはわかっている。その人は私だけを相手にしている訳ではないのだから)。
だが、私がツイートすることで、その人は何かしらの気持ち(ネガティブな感情じゃなくとも、例えば推し語りなら共感)を抱くだろう。この時、私は他人様の触ってはいけない水たまりに石を投げ込んでしまったかのような気持ちになる。実際はそうではない。相手も共感することができて嬉しいと感じているかもしれない。
だがしかし、私は他人の心に波風をたててしまったようで、怒られるのではないかと怖いのだ。この点でいえば「見られるのが怖い」より「見られる相手の視界に私なんぞが入ってしまって申し訳ない」の方が強いかもしれない。ん、書いてて我ながらよくわかんなくなってきた。
今の段階では上手に言語化できてない気がするが、こういう事情から私には、見られている感じが少ない、または物理的に見る人がいない、ブログというこぢんまりした形態が合っているように思う。
これにちなんで言えば、この記事タイトルの『誰も見てない』というのは、「お前の自分語りなんか誰も興味ねえよ(笑)」という自虐と、「誰も見てないから安心して本音を吐き出していいんだよ」という自分を安心させるために言い聞かせている意味とが含まれている。
発散
まあこれはわざわざ書くほどでもないだろう。ストレス発散のため。
こうして文章を書いていると、胸のあたりにつっかえていた塊がスッと取れる感じがする。受験生という読書もままならない立場ゆえ、インプットとアウトプットの比率が偏ってしまうけれど、書きたい欲求を抑圧しすぎてストレスで死ぬよりましかなと思った次第である。溜まった諸々は定期的に吐き出してメンタルの安定を保たなければというわけだ。
私のお城
最大の目的はなんといってもこれだ。この場所には“私のお城”となってほしいのである。
私はしゃべるのが下手だ。というか、「言いたいことを瞬時に言葉に変換して音声にあらわす」のが不得手だ。
たとえば「最近暑いね」の一言に対しても、「そうだね~アイスとか食べたいね」「ほんとに、嫌になるよね」「それな、そういえば課題やった?」など3パターンぐらいの返答が同時に頭の中にぽんっと浮かんできて、咄嗟に最適解を選ぶことができず、でも本当に言いたいのは「そうだよね~アイスとか食べたいね、私はアイスはチョコが一番好きなんだけどそっちはどう?てかあそこにコンビニあるし寄って買ってかない?」だったりするので、尚更どうすればいいのかわからなくて、「そうだね~」とだけ発して黙ってしまったりする。
それゆえ日常の会話のなかでは自分から話すことが少なく、話の聞き役に回るほうが多い。また遠慮しまくるせいで自己主張もろくにできないので、自分さえ我慢すればいい、と感情を抑圧してしまいがちである。自分の考えを真っ向から否定されてメンタルがベコベコになり、防衛手段として口をつぐむこともしばしばだ。
そうするとどうなるか。
言いたいことが言えない。
そこでこのブログは、じっくり考えられる場、誰にともなくでいいから自分の意見をしっかり述べる場、弱っている時に心の拠り所となる場、つまり私の心の中に建つ私だけのお城にしていきたいと思っている。
好き勝手書いていたら思いの外長くなってしまった。いや、これって長いのか?ブログの文章量の相場がわからない。
そもそもこんなどこぞのJKの自分語りなんかに興味ある人っているんだろうか。
……すぐこういうことを考えてしまうからいけない。需要なんかハナからないんだからそんなこと考えること自体が無駄ってものだ。そんなの気にせず自分が書きたいから書くんだろ。
私はこういう人間であるので、たぶんポエムなんかも書くし、自分語り満載だし、このブログ自体黒歴史になりそうな匂いが既にプンプンしている。しかし黒歴史なぞ、日頃から小説書いたりして量産しているので今さらどうってことない。と強がりを言っておく。
それではここまで読んでくださった方々(そんな人いるんだろうか?)、ありがとうございました。マイペースに更新するので、これからもどうかよろしくお願いします。
以上。
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